FANDOM


キン肉マン > キン肉マン (テレビアニメ)

当記事ではゆでたまごによる漫画作品、『キン肉マン』(キンにくマン)を原作としたテレビアニメ作品の第1期について解説する。

Img main01.jpg

概要 編集

1983年(昭和58年)4月3日から1986年(昭和61年)10月1日まで日本テレビ系列で毎週日曜日10:00 - 10:30(124話まで。一部系列局は遅れネット)、毎週火曜日19:00 - 19:30(125話~136話、最終話のみ水曜日17:00 - 18:00。一部系列局は遅れネット)に全137話を放送した。漫画が原作のアニメの場合、アニメと原作の差が徐々に近づいてくると引き伸ばしや長期オリジナルストーリーの挿入などで放送を続けることが多いが、本作では2年目の終盤に差し掛かった際、第106話を区切りとして放送を一時中断する処置をとっている。

原作における初期の「怪獣退治編」~「夢の超人タッグ編」、アニメオリジナルの「ザ・サイコー超人の挑戦編」と「地獄の極悪超人編」までの内容を放送したが、作者の「早めに超人オリンピックを始めて下さい」という要望[1]から、初期のエピソードは大幅に割愛されている(主な相違点は後述)。また夢の超人タッグ編は前述のアニメが原作に追いついてきたことによる一時中断によりパート1とパート2に分かれる。パート2では選手と観客がトーナメントマウンテンから北海道に出現したピラミッドリングにワープ。トロフィーが存在する星に向かって北海道が宇宙へ飛び出すという展開に変更された。また作者が腰痛による連載休止中に製作された「ザ・サイコー超人の挑戦編」と「地獄の極悪超人編」にて視聴率が伸び悩んだため、実質打ち切りのような展開となっている。

また原作ではギャグが少なくなっていったため、作者の「ギャグを入れてくれ」という要望[1]から、観客席やキン骨マンやイワオなど原作中盤から登場しないキャラがギャグを展開していた。

アニメ放映前の原作単行本の売上は一巻当たり30-40万部だったが、放映中に250万部に達した。そして放映終了と共に30-40万部に戻った。テレビ放映終了と共に人気が落ちることが「これほどはっきり結果が出たのも珍しい例」とされている[2]

原作との主な相違点 編集

  • 名前の違い
    • アブドーラ→アブドドーラ、ビューティー・ローデス→ビューティー・ロローデス、ウルフマン→リキシマンなど。これは実在の人物(プロレスラー等)の名前をもじったものが多いためだと言われている。
    • キンターマン→クンターマン(タンキーマンとも)、ベンキマン→ベンキーマン と、子供に対しての衛生観念から、名前が変更されている超人もいる。
    • また、肉のカーテン→キン肉ガードなど、技の名称も一部異なっている。他に、キン肉ビームは原作では足を交差して発射されていたが、アニメでは額の辺りから発射されている等の変更点がある。
  • 設定の違い
    • 原作は序盤以降超人達が空を飛ぶシーンはなくなっているが、アニメでは何度か空を飛ぶシーンがある。
    • 原作で解説を担当していたタザハマさんが登場せず、アデランスの中野さんが解説を担当している(原作でもII世ではアデランスの中野さんになっている)。
    • アニメ版での技のかけ方の変更に伴い一部のワザのかわし方が変更されている。キャメルクラッチは原作では「真っ二つにされそうになり、キン肉マンがあまりの恐怖に漏らしたのでラーメンマンが手を離した」だがアニメでは「ラーメンにされる間にニンニクをかけられたので力が戻った」になっている。
    • 前述の通りアメリカ遠征編が世界遠征編に変更。それに伴いストーリーも大幅に変更されており、キン肉マンとテリーマンのタッグコンビ、ザ・マシンガンズ結成のエピソードが無くなり、キン肉マンが1人で超人同盟の超人達と対戦していくエピソードに変わっている。そのためチャンピオンベルトの剥奪の理由も「怪獣退治を優先した為に制限時間内に戻って来られなかった」から「ロビンの死(早合点)に激怒して超人同盟の要人等に対して場外乱闘を起こした為」に変更されている。
    • 超人同盟の組織運営自体が原作の超人同盟と超人評議会が合併の形になっている。
    • ロビンの妻であるアリサが世界放浪中に死亡している(原作では7人の悪魔超人編時点で存命)。
    • ザ・マシンガンズは夢の超人タッグ編の前に行われた第一回超人タッグ選手権に出場して優勝したということになっている。
    • 超人オリンピックザ・ビッグファイト決勝戦の会場が国立競技場ではなく東京グレートプレイランドに変更されている。
    • 7人の悪魔超人編で、モンゴルマンの正体を匂わす描写があったが(マスクを脱ぐ等)、それらの描写はなくなっている。
    • 黄金のマスク編にて悪魔騎士が現れる場所が後楽園球場ではなくキン肉マンが国民栄誉賞を授与し建てたキン肉コロシアムに変更(当時キン消し関連商品として同名のジオラマセットが出ていた)。この他にプラネットマンの宇宙地獄が豊島園ではなく、よみうりランドに変更されている。
    • 夢の超人タッグ編にてトーナメントマウンテンが地震で復活する場面が、アシュラマンとサンシャインの呪文で復活する場面に変更されている。
    • ケンダマンとスクリュー・キッドに対する裁判は端折られ、二人は敗北の咎のみで処刑されている。
    • 夢の超人タッグ編にてアニメが原作に追いついてきたことにより、選手と観客がトーナメントマウンテンから北海道に出現したピラミッドリングにワープ。トロフィーが存在する星に向かって北海道が宇宙へ飛び出すという展開に変更されている。
    • TVアニメで端折られた原作の第1次怪獣退治編の敵の超人の名前だけ流用して(オクトバスドラゴン・ウコン等)、劇場版『キン肉マン 奪われたチャンピオンベルト』に登場しているがストーリー・外見・ボスキャラなどは大幅に変更されている。

スタッフ 編集

サブタイトル 編集

タイトルコールはミート役の松島みのりが務めた。

主題歌 編集

オープニングテーマ
エンディングテーマ
  • 1:『肉・2×9・Rock' Roll』(1 - 65話)(歌:串田アキラ/セリフ:神谷明水鳥鉄夫/作詞:森雪之丞/作曲:芹澤廣明/編曲:川上了)
  • 2:『キン肉マンボ』(65話 - 96話、107 - 124話)(歌:神谷明、こおろぎ'73Shines/作詞、作曲:森雪之丞/編曲:奥慶一)
  • 3:『キン肉マン音頭』(97話 - 106話)(歌:神谷明、松島みのり、こおろぎ'73、Shines/作詞、作曲:森雪之丞/編曲:田中公平
  • 4:『キン肉マン倶楽部』(125 - 137話)(歌:神谷明/作詞:森雪之丞/作曲:芹澤廣明/編曲:京田誠一)
挿入歌
  • 『め組のひと』(42話)(歌:ラッツ&スター/作詞: 麻生麗二/作曲: 井上大輔
  • 『See you again,hero!』(59、65、69話)(歌:神谷明/作詞:森雪之丞/作曲:芹澤廣明/編曲:川上了)
  • 『テキサスブロンコ(テリーマンのテーマ)』(59、99話)(歌:串田アキラ/セリフ:田中秀幸/作詞:吉田健美/作曲:風戸慎介/編曲:田中公平)
  • 『悲しみのベアークロー(ウォーズマンのテーマ)』(62、72、75話)(歌:Woo、こおろぎ'73/セリフ:堀秀行/作詞:森雪之丞/作曲:芹澤廣明/編曲:奥慶一)
  • 『土俵の英雄(リキシマンのテーマ)』(69話)(歌:串田アキラ/セリフ:広瀬正志/作詞:吉田健美/作曲:風戸慎介/編曲:田中公平)
  • 『奇跡の逆転ファイター(キン肉マンのテーマ)』(71話)(歌、セリフ:神谷明/作詞:森雪之丞/作曲:芹澤廣明/編曲:奥慶一)
  • 『阿修羅地獄(アシュラマンのテーマ)』(74話)(歌:GAKURO/セリフ:郷里大輔/作詞:森雪之丞/作曲:芹澤廣明/編曲:松井忠直)
  • 『悪魔の猛牛(バッファローマンのテーマ)』(82、86話)(歌:宮内タカユキ/セリフ:佐藤正治/作詞:森雪之丞/作曲:芹澤廣明/編曲:田中公平)
  • 『アジアの狼(モンゴルマンのテーマ)』(108話)(歌:さいとうようじ/セリフ:蟹江栄司/作詞:森雪之丞/作曲:小林克己/編曲:松井忠直)
  • 『カンフーファイター(ラーメンマンのテーマ)』(109話)(歌:こおろぎ'73/セリフ:蟹江栄司/作詞:吉田健美/作曲:風戸慎介/編曲:田中公平)

セリフはソフトのみ。

※最終回のみ水曜17時から1時間枠で放送。

補足 編集

  • アニメではテレビでの見栄えを良くするための配慮として原作とカラーリングが大幅に異なる超人が多数存在するが、これらの超人は近年のフィギュアやコンピュータゲーム等では、アニメ版と原作版の2種類のカラーリングが割り当てられていることもある。
  • 第3話Bパートで色違いのダイラガーXVが玩具として登場したり、第5話BパートではマジンガーZが玩具として登場している。
  • 第1期の第125回~第136回は火曜19:00 - 19:30に放送されたが、この枠でアニメが放送されるのは、1973年8月~9月の海外アニメ『いじわるじいさん大追跡』(『シャープ・スターアクション』開始までのつなぎ)以来13年振りだが、国産アニメでは初である。また第1期の放送時間が火曜日に変更されても、火曜19時台は当番組からローカル枠に変更されたため、一部系列局では他系列番組などのネットをしていた関係で日曜時代から引き続き遅れネットで放送された局もあった。

脚注 編集

  1. 1.0 1.1 「伝説超人インタビュー (3) ゆでたまご」『フィギュア王 No.119』ワールドフォトプレス、2008年1月30日、ISBN 978-4-8465-2701-3、56-57頁。
  2. キャラクタービジネス その構造と戦略

外部リンク 編集

広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。

FANDOMでも見てみる

おまかせWiki