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ジョージ(通称、盗人ジョージ(ぬすっとジョージ))は、『キン肉マン』に登場する超人。後に飛翔の神が乗り移りキン肉マンマリポーサ(キンにくマンマリポーサ)となる。

アニメ版の声優は佐藤正治。「マリポーサ」はスペイン語で「蝶」を意味する。

主な特徴 編集

初登場はキン肉星王位争奪編「戴冠式の異変!!の巻」。主人公・キン肉マンと相対するキン肉星大王候補・運命の5王子の一人で、元は盗人ジョージ(ぬすっと-)。邪悪の神の一人・飛翔の神が乗り移った。

過去に空気の薄いモクテスマ星に移住し、酸素ボンベが買えず貧乏生活をしていたことによって強靭な心臓とバネの様な体を身につけた。盗人時代に、ロビン家に伝わるアノアロの杖を盗み、御守りがわりにする。

戦闘時にはその身の軽さと「アノアロの杖」から出る炎を自在に操り、辛い幼少時代を切り抜けたハングリー・パワーにより対戦相手のロビンマスクを精神的に苦しめた。

性格は冷静であり、他の王子と比べチームメイトが倒れても大きく動揺あるいは罵倒する場面もなく、ミスターVTRやキング・ザ・100tも次の戦いのために自分の身を犠牲にして貢献するなどチームとしての団結力の強さを覗わせる。敗戦後もキン肉マンやロビンマスクに「キン肉星大王として、風格・実力共に申し分なかった」と賞賛された。唯一の欠点として挙げられたのが「心の貧しさ」である。

作者であるゆでたまごは運命の5王子の中でも、身軽で空中殺法に長けたキャラとしてデザインし[1]、褐色の肌とそのマスクデザインやコスチュームもルチャドールのマスカラ・アニョ・ドスミルを思わせる風貌である。原作では水色と白を基調としたカラーだが、アニメでは藍色と白、コスチュームのデザインが異なる。

『キン肉マン』でのジョージ 編集

生い立ち 編集

キン肉星で生まれ、空気の薄いモクテスマ星で育ったジョージは、酸素ボンベが買えない程の貧乏生活を送り(アニメでは妹が餓死)、泥棒家業に手を染める。そのため金持ちのエリートを恨めしく思っており、泥棒に入る場合は金持ちの家と決めていた。その後、幼いロビンマスクの目の前より、家宝のアノアロの杖を盗み、全身を発火させる能力を得る。

キン肉マンチームとの戦い 編集

宇宙超人タッグ・トーナメント終了後、キン肉マンの王位継承を阻止せんと暗躍する飛翔の神の手によりキン肉マンマリポーサとなる。キン肉星王位争奪サバイバルマッチでは一回戦・熊本城にてキン肉マンチームとの対戦が決まる。キン肉マン打倒のためザ・ホークマン、ミスターVTR、ミキサー大帝、キング・ザ・100tら超人強度5000万パワー以上[2]の超人達を集め熊本城に入場。

先鋒のホークマン、次鋒のミスターVTRがキン肉マンに倒されるが、中堅ミキサー大帝が火事場のクソ力を奪い、場外に倒れていたミスターVTRが状況予測装置によりキン肉マンがキン肉ドライバーでミキサー大帝をKOする場面を編集することによりキン肉マンは破れる。

その後、ミートが大帝を破り、キン肉マン(アニメではテリーマン)が事前にあぶり出しで書いておいたメンバー表によりテリーマンとロビンマスクが参戦。テリーマンが副将キング・ザ・100tを粉砕するが、100tは死力を尽くして引き分けに追い込み、残ったマリポーサは大将に選抜されたロビンマスクとの対戦が決定する。

試合前の奇襲から闘いを優位に進めるマリポーサはキン肉族三大奥義の一つ「マッスル・リベンジャー」を披露。アノアロの杖を使用し、ロビンをマットに陥没させ、ダウン寸前に追い込む。しかしアノアロの杖がロビンの手に戻り、マッスル・リベンジャーを返されてファイヤータービンで空高く飛ばされ、さらには技のかけ方が間違っていたためにフィニッシュ・ホールドの壁画からの制裁の光線を受け、黒焦げになって落ちてきたところにロビン・スペシャルを受けて敗北する。

原作ではその後絶命し、キン肉マンに真紅のマントの儀式により覆面をはがされるが、アニメでは覆面が飛翔の神が変身しマントに吸収され、正体であるジョージに改心の描写があり、エピローグではキン肉マンのフェイス・フラッシュで他の運命の王子や超人達と共に復活する場面が存在した。

主要対戦成績 編集

  • シングルマッチ
    • ×ロビンマスク(ロビン・スペシャル)
  • 団体戦
    • ×キン肉マンチーム(2勝3敗1引き分け)

得意技 編集

偽マッスルリベンジャー
キン肉族三大奥義のひとつ、マッスル・リベンジャーの偽物。空中から相手の頭部に目掛けて何度も頭突きする技。マリポーサ曰く「鍛練に鍛練を重ね身体中のムダな贅肉を絞り、全身をバネとする事で可能な技」[3]
上記の名称はJCSにおける超人紹介で設定された。
アノアロの杖
ロビン家の家宝。ジョージが幼い頃に盗んだ。詳しくはアノアロの杖を参照。
セントーン・ケブラドーラ
リングロープを前回りして勢いをつけたヒップアタック。
秘儀・鉄杭縛り
相手を両足の力でコーナーポストに吹き飛ばし激突させると共に、その衝撃でコーナーポストを4等分にして、落下してくる4つのコーナーポストを相手の両手両足に突き刺し張り付け状態にする技。
ゲーム『超人聖戦史』では相手の動きを止める技として扱われた。
胴絞めヘッドバッド
名前はゲーム『マッスルグランプリ2』より。両足で胴を絞めたまま捕まり、連続で頭突きを行う技。
飛翔のテクニック
名前はゲーム『マッスルグランプリ2』より。ロビンとの闘いで見せた、人差し指一本での逆立ち。

プロフィール 編集

KinnikuFlag
  • 種別: 超人→運命の5王子
  • 出身: キン肉星→モクテスマ星(エントリー国はメキシコシティー)
  • 身長体重: 185cm 100kg[4]
  • 超人強度: 90万パワー[5]→1億パワー[4]
  • 生年月日:地球時間で1960年4月1日[6]
  • 年齢: 24歳[7]
  • パワー源: ハングリーパワー[4]

異名 編集

  • 華麗なる軽業師[8]
  • 華麗なる飛翔超人[9]

主な肩書き 編集

  • 飛翔チーム・大将
  • キン肉星王位継承者候補

コンピュータゲーム 編集

キン肉マン キン肉星王位争奪戦』ではステージ1のボスとして登場する。必殺技は相手を空中に投げてから頭を捕らえ、空中に舞い上がり連続で頭突きを落とす「偽マッスル・リベンジャー」。

キン肉マン DIRTY CHALLENGER

キン肉マンII世 超人聖戦史』では特定のルートを通った場合のみ登場。属性ゲージが一定以下なら仲間にできる、また弟子入りし「偽マッスル・リベンジャー」を習得できる。また主人公が選んだルートにより扱いが分かれる。以下にそれを示す。

正義ルート
原作通り、キン肉星王位争奪戦編にて飛翔チームの大将として闘う。
マリポーサルート
主人公がミキサー大帝を破り、飛翔チームに加入。知性チームを破った後、時の神に洗脳され主人公と闘わせられる。エンディングではキン肉星の大王となり、泥棒を自由化する暴政を行う。
中立ルート
主人公が王位継承サバイバルマッチによる超人界の混乱を防ぐため交渉に赴くが、「目つきが気に食わない」という理由で奇襲、彼と彼のチームメイトと連戦になる。
悪行ルート
邪悪の神の手駒としてチームメイトを引き連れて悪魔超人軍団の一員となった主人公の前に立ちはだかる。

キン肉マン マッスルグランプリ2』では、マリポーサの2Pカラー(同じキャラクター同士で対戦するための「色違い」キャラクター)としてアニメカラーで登場する。

補足 編集

テレビアニメ放送時に発売された、玩具『超人パワーシリーズ』では「5 マリポーサマン」名義で発売された。

ロビンマスクとの対戦時に熊本城の天井を突き破る描写があり、埼玉県の『キン肉マン』ファンが「キン肉マンマリポーサ」名義で実際に熊本城に10,000円以上の寄付をしている[10]

声優 編集

ギャラリー 編集

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  1. ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― ~キン肉星王位争奪編~」『キン肉マン キン肉星王位争奪戦 (3) 壮絶死闘!超人血盟軍編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2006年12月9日、ISBN 978-4-08-109314-4、310-311頁。
  2. 後にゲームで設定された超人強度では全員1000万パワー前後に設定されている。
  3. ゆでたまご「アノアロの杖の巻」『キン肉マン 第26巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1986年6月15日、ISBN 978-4-08-851806-0、9頁。
  4. 4.0 4.1 4.2 TEAM MUSCLE編「全超人ファイル 079 キン肉マン・マリポーサ / 盗っ人ジョージ」『キン肉マン超人大全集』集英社インターナショナル、2004年7月31日、ISBN 978-4-7976-1003-1、78頁。
  5. プレイステーション2専用ソフト『キン肉マン ジェネレーションズ
  6. ゆでたまご「運命の子供たち!!の巻」『キン肉マン 第24巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1986年2月15日、ISBN 978-4-08-851804-6、18頁。
  7. ゆでたまご「超人名鑑 22 マリポーサ」『キン肉マン超人大全』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年7月22日、ISBN 978-4-8342-1677-6、73頁。
  8. 「カラーイラスト集」『キン肉マン超人大全』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年7月22日、ISBN 978-4-8342-1677-6、31頁。
  9. キン肉マン マッスルグランプリ2
  10. 「熊本城城主にキン肉マン・マリポーサが!」 ガジェット通信 2009.2月2日

関連項目 編集

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