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モンゴルマンは、『キン肉マン』に登場する超人。正体はラーメンマン

主な特徴 編集

シルエットはラーメンマンに似ているが、顔には隈取りが施されており両の揉み上げを長く伸ばしている。体格もラーメンマンより一回り筋肉が付いている。その正体はマスクで変装したラーメンマンであり、一回り大きい体格は肉襦袢によるものである。また、正体を隠すため、ラーメンマンの得意技であるキャメルクラッチをあえて封印している。また弁髪は武器として利用するようになった。

『キン肉マン』 編集

ウォーズマン戦で植物状態となったラーメンマンは治療のため中国へ帰郷する。どの医者もラーメンマンを回復させることはできず、絶望しかけていたラーメンマンであったが、末期患者の行き着く地として知られる「終点山」へ向かうと、そこに自生する「霊命木」の発するガスを吸っている間だけ不自由なく活動できるようになった。終点山での永住を決意したその日、キン肉マンらが7人の悪魔超人たちに苦戦しているニュースを知り、助けに行きたくとも行けないもどかしさに悩んでいたところ、超人外科医のドクター・ボンベに出会う。ボンベはラーメンマンに霊命木を加工して作ったモンゴルマン・マスクを与え、ラーメンマンは以後モンゴルマンとして正義超人たちの前にたびたび姿を現すこととなる[1]

モンゴルマンとしての最初の登場は「7人の悪魔超人編」[2]で、苦戦するアイドル超人たちを影から助ける役目を負った。ブロッケンJr. 対ミスターカーメン戦では、ミイラ・パッケージに捕らえられ絶体絶命のブロッケンJr. を助けてミスターカーメンをレッグラリアートで仕留めた。また、キン肉マン対アトランティス戦では「霊界ポケット」という道具でアトランティスの「悪魔霊術血縛り」を破っている。その後キン肉マンに強制的に休養をとらせるためにキン肉マンを襲撃したため誤解を受ける場面もあったが、バッファローマンスプリングマンとの対戦にてキン肉マンと共闘し、その中で和解している。

「黄金のマスク編」では、キン肉マン対悪魔将軍戦にてレフェリーを務める。キン肉マンはかつての味方として自分に有利なジャッジを期待するが、それに反してモンゴルマンのジャッジは厳しくも公平なものであった。ここでもやはり、凶器を排除し使用を禁じている。

「夢の超人タッグ編」ではキン肉マンの誘いを蹴ってバッファローマンとのタッグチーム「2000万パワーズ」を結成。バッファローマンの超人強度1000万パワーに加え、モンゴルマンの持つ1000万の技を合わせて2000万パワーとするものである[3]。バッファローマンに対し指示を出す場面も見られ、チームの頭脳の役割を果たした。ここでは「闘」の字をあしらった肩当てを身に着けているが、これは同時期連載されていた『闘将!!拉麵男』で拉麵男が着けていたものと同様であり、同作からのフィードバックである。バッファローマンはこれにあわせて「猛」の肩当てを着けている。

1回戦ではモースト・デンジャラス・コンビ(ブロッケンJr.ウルフマン)との対戦に乱入してきた完璧超人スクリュー・キッドケンダマンを相手に負傷しつつも合体技のロングホーン・トレインで撃退する。続く2回戦では、第1試合の最中に「霊界ポケット」を再び提供。第2試合で完璧超人の首領であるヘル・ミッショネルズ(ネプチューンマンビッグ・ザ・武道)と戦うが敗れ、クロス・ボンバーによってマスクを奪われてしまう。これにより正体がラーメンマンであることが白日の下に曝されてしまい、再び植物状態となる。

ヘル・ミッショネルズ戦ではウォーズマン戦の金網に囲まれたリングがもとで金網に恐怖を感じ怯える場面があったが、先にヘル・ミッショネルズに敗れたウォーズマンの、その奪われたマスクからベアークローが飛び出し、モンゴルマンの危機を救ったのをきっかけに金網恐怖症を克服している。またこの試合ではロープが鉄条網に置き換えられているため、金網をロープの代わりに使ったりしている。ネプチューンマンの挑発に乗せられ、声援するキン肉マンらを裏切ってしまい、アイアン・スエットに体を覆われてしまうが、それでも自分たちを見捨てないキン肉マンの誠意に打たれ、友情を回復しアイアン・スエットを粉砕する。しかしこの間に体は磁気を帯びきってしまい、それにより勝算を失う。

モンゴルマンの登場は、『闘将!!拉麵男』と関係している。7人の悪魔超人編の後半の助っ人としてゆでたまごはラーメンマンを登場させることを想定していたが、当時はフレッシュジャンプで『闘将!!拉麵男』が並行して連載されており、同じキャラクターがふたつの異なる世界観の作品に登場することを、ゆでたまごは個人的な方針として避けていた。そこで苦肉の策として、モンゴルマンという覆面超人を考えついたという[4]。また別のインタビューでは、キン肉マンとミート、拉麵男とシューマイの組み合わせが、お調子者としっかり者という点で正反対になっており、描いていて混乱しないために『キン肉マン』ではラーメンマンをあまり登場させなかった、ともしている[5]。なお、ラーメンマンとして1位にランクインした第2回人気投票、1位を逸するもラーメンマン・モンゴルマンの双方とも10位以内に入った第3回人気投票は、いずれもこの間のことである。

主要対戦成績 編集

  • シングルマッチ
    • スプリングマン(レッグ・ラリアート)[6]
    • ×バッファローマン(四川大昇竜を仕掛けるも力尽きる)
  • タッグマッチ(2000万パワーズ、モンゴルマンとして)
    • ○モースト・デンジャラスコンビ(ブロッケンJr. / ウルフマン、フォール)[7]
    • ○乱入コンビ(スクリュー・キッド / ケンダマン、ロングホーン・トレイン)
    • ×ヘル・ミッショネルズ(ネプチューンマン / ビッグ・ザ・武道、クロス・ボンバー)

『キン肉マンII世』 編集

「究極の超人タッグ編」の時間超人たちによって歴史が改変された世界では、宇宙超人タッグ・トーナメントでヘル・ミッショネルズが敗れたことによりモンゴルマン・マスクを取り戻し、再びモンゴルマンとして登場する。バッファローマンと2000万パワーズを再結成し闘う。

トーナメント2回戦において、マッスルブラザーズ・ヌーボーと対決。闘いの中、キン肉マングレートから正体を現したカオスの実力を計るため、モンゴルマンも真の実力を出すためマスクを外し、ラーメンマンとして闘った。激戦の末マッスルブラザーズ・ヌーボーに敗れたラーメンマンは、カオスをかつてドクター・ボンベから聞かされた「間隙の救世主」と確信し、自分の遺志を継ぐ様に言い、その直後にキン肉マン、テリーマン、ロビンマスクらによって作られた正義大三角(ジャスティストライアングル)によってこの世から姿を消した。しかし闘いの中、彼はカオスの体内に自分の髪飾りを仕込み、時に悩む彼を導く。

20世紀のラーメンマンの消滅により21世紀のヘラクレス・ファクトリーの教師としてのラーメンマンの存在がなくなり、万太郎たちの弱体化が危惧されたが、ラーメンマンが秘伝の書「美来斗利偉の書」を残していたことが判明、万太郎たちは弱体化を免れる。

モンゴルマン・マスクを外す際ラーメンマンは「美来斗利偉・拉麵男」を名乗った。「超人一〇二芸 免許皆伝」とされるなど、『闘将!!拉麵男』の設定をより多く取り入れている。

宇宙超人タッグ・トーナメント終了後、蹴りの放ちすぎにより、腰を痛めていたと明かされた[8]

主要対戦成績 編集

プロフィール 編集

  • 種別:正義超人
  • 超人強度:97万パワー
  • 出身:モンゴル(自称)
  • 身長:209cm
  • 体重:130kg
  • 必殺技:フライング・レッグラリアート、地獄のシャワー

得意技 編集

キャメルクラッチ
モンゴルマン時代は正体を隠す為、この技を自ら封じていた。
ヘアーネット
弁髪を網状に広げる。
闘流極意ネコジャラシ
髪の毛を相手に絡ませ動きを封じる技。スプリングマンのデビル・トムボーイに捕まり身体を絞め付けられた際には、ネコジャラシの原理を応用した反発作用で脱出に成功した。
地獄のシャワー
体から流れる汗を蒸発させ、塩水の雨を降らせる。
モンゴルボンバー
錐揉み回転してのドロップキック。作中では対戦相手に攻撃を加えるためではなく、バッファローマンのハリケーン・ミキサーを後押しするために使用。
一伐・乱舞髪
弁髪の先を鋭く尖らせ相手に突き刺す技。
モンゴルの赤い砂塵
アニメオリジナル技。弁跋を回転させることにより、砂塵を呼び寄せる技。作中ではスプリングマンに使用し、砂鉄で身動きを取れなくした。
パワーアップ・ハリケーン・ミキサー
2000万パワーズのタッグ技。2000万パワーズを参照。
ロングホーン・トレイン
2000万パワーズのタッグ技。2000万パワーズを参照。
20ミリオンアバランチクラッシュ
2000万パワーズのタッグ技。2000万パワーズを参照。
猛闘クラッシュ
2000万パワーズのタッグ技。2000万パワーズを参照。
猛闘・日月脚
2000万パワーズのタッグ技。2000万パワーズを参照。

脚注 編集

  1. ゆでたまご「覆面の理由!!の巻」『キン肉マン 第21巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1985年7月15日、ISBN 4-08-851801-2、133-139頁。
  2. ゆでたまご「大激突!!の巻」『キン肉マン 第11巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1983年2月15日、ISBN 978-4-08-851141-2、31頁。
  3. ゆでたまご「金網の悪夢!!の巻」『キン肉マン 第20巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1985年4月15日、ISBN 978-4-08-851150-4、185-188頁。
  4. Vジャンプ編集部「ゆでたまご先生が語るストーリー製作秘話!」『キン肉マン マッスルグランプリMAX 超人格闘奥義大全』集英社〈Vジャンプブックス〉、2006年7月31日、ISBN 978-4-08-779377-2、133-134頁。
  5. 「ゆでたまご、拉麵男を語る。」『キン肉マン超人大全集』265-266頁。
  6. 当初はキン肉マン・バッファローマンを交えたタッグマッチであったが、途中で試合形態を変更、個々のシングルマッチとなった。
  7. モースト・デンジャラスコンビは本来の対戦相手であったが、スクリュー・キッド&ケンダマン組の乱入で負傷し試合続行不可となったため、形式上バッファローマンがフォールし勝利している。
  8. ゆでたまご「未来の”情報”に勝機あり!」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 13』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2008年6月24日、ISBN 978-4-08-857481-3、22頁

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