原哲夫(はら てつお、1961年9月2日 - )は、日本の漫画家。東京都渋谷区生まれで埼玉県越谷市育ち。
代表作に『北斗の拳』など。緻密な絵と、度量の広い「漢(おとこ)」、敵味方を超えた友情、暑苦しいまでの醜悪な顔をした悪党、悪党があげる奇抜な断末魔の悲鳴を描くことで知られる。
お笑い芸人のふかわりょうは従弟にあたる。
『北斗の拳』[]
『北斗の拳』(ほくとのけん)は、原作:武論尊、作画:原哲夫による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)1983年41号から1988年35号に連載。1980年代の『週刊少年ジャンプ』を代表する作品の一つであり、漫画家・原哲夫と漫画原作者・武論尊の最大のヒット作にして代表作である。
『ファミコンジャンプ 英雄列伝』や『ジャンプアルティメットスターズ』では、『キン肉マン』のキャラクターと共演。
- ケンシロウ
- 『北斗の拳』の主人公。
- 『ファミコンジャンプ 英雄列伝』と『ジャンプアルティメットスターズ』に登場。
- 北斗神拳の末弟にして、一子相伝の北斗神拳の正統伝承者。
- 『ファミコンジャンプ 英雄列伝』では、16人の主人公の1人。
- 漫画『アルティメットスターズ』では、キン肉スグル・則巻アラレ・ペガサス星矢・ジョセフ・大空翼とともに、十二宮で偽Lを倒す。
- なお、ケンシロウのアニメでの声優は『キン肉マン』でのキン肉スグルと同じく神谷明。
- リン
- 『北斗の拳』のヒロイン。
- 『ファミコンジャンプ 英雄列伝』と『ジャンプアルティメットスターズ』に登場。
- 物語開始時にケンシロウと出会い、共に旅する少女。成長後はバットと共に北斗の軍の若きリーダーとなる。
- 『ファミコンジャンプ 英雄列伝』では、エリア1で登場。
- ヒョウ
- 『ファミコンジャンプ 英雄列伝』に登場。
- 修羅の国・第二の羅将(北斗琉拳の使い手)。ケンシロウの実兄。北斗宗家の嫡男。カイオウの謀略により弟ケンシロウと戦うように仕向けられ、兄弟で骨肉の死闘を演じることとなった。
- 『ファミコンジャンプ 英雄列伝』では、エリア1のカイオウの城に登場。リンが幽閉されている部屋への鍵を持っている。
- カイオウ
- 『ファミコンジャンプ 英雄列伝』に登場。
- 修羅の国・第一の羅将(北斗琉拳の使い手)で、自らを新世紀創造主と称す。ラオウやトキの実兄。
- 『ファミコンジャンプ 英雄列伝』エリア1(現在)のボスで、リンをさらった。格闘ゲーム風のミニゲームでケンシロウと戦う。
- 赤鯱
- 『ファミコンジャンプ 英雄列伝』に登場。
- 海賊船の船長。かつては拳王(ラオウ)に仕えていたことがあり、ラオウと対面したこともある人物。
- 『ファミコンジャンプ 英雄列伝』エリア3で登場。
- ラオウ
- 『ファミコンジャンプ 英雄列伝』と『ジャンプアルティメットスターズ』に登場。
- 北斗神拳の長兄で北斗神拳継承者候補の一人。ケンシロウとの継承者指名争いに敗れた後は世紀末覇者拳王と名乗る。
- 『ファミコンジャンプ 英雄列伝』では、ピッコロ大魔王の上に君臨する13人の反逆同盟の1人。
- ユリア
- 『北斗の拳』のヒロイン
- 『ジャンプアルティメットスターズ』に登場。
- 南斗正統血統の女性にしてケンシロウの婚約者。「慈母星」の宿命のもと、南斗六聖拳最後の将として「南斗五車星」を従えて、天の平定を願う。
- トキ
- 『ジャンプアルティメットスターズ』に登場。
- 北斗神拳の次兄で北斗神拳継承者候補の一人。北斗史上最も華麗な技を使う天賦の才を持つ。
- レイ
- 『ジャンプアルティメットスターズ』に登場。
- 南斗六聖拳「義星」の男。南斗水鳥拳の使い手。ケンシロウたちと出会うことで本来の「義星」の輝きを取り戻し、最期の瞬間まで仲間との友情と愛のために戦い続ける。南斗聖拳で最も美しい技を持つ。
- バット
- 『ジャンプアルティメットスターズ』に登場。
- 物語開始時にケンシロウと出会い、共に旅する少年。成長後はリンと共に北斗の軍の若きリーダーとなる。
『いくさの子 織田三郎信長伝』[]
『いくさの子 織田三郎信長伝』は、原作:北原星望、作画:原哲夫による日本の漫画作品。『月刊コミックゼノン』(徳間書店)で2010年から連載。
『戦国大戦 - 1582 日輪、本能寺より出づる - 』と『戦国大戦 - 1590 葵 関八州に起つ - 』と『戦国大戦 - 1600 関ヶ原 序の布石、葵打つ - 』では、『キン肉マン』のキャラクターをモデルとしたキャラクターと共演。
『花の慶次』/『義風堂々』シリーズ[]
『花の慶次 -雲のかなたに-』(はなのけいじ くものかなたに)は、原哲夫による日本の漫画。隆慶一郎作の歴史小説「一夢庵風流記」を原作としている。『週刊少年ジャンプ』(集英社)1989年50号に読切版が掲載され、翌1990年13号から1993年33号に渡って連載された。タイトルの発案および、題字は、隆慶一郎の手による。1993年にはカセットブックが発売されている。
『義風堂々 直江兼続 -前田慶次月語り-』(ぎふうどうどう なおえかねつぐ -まえだけいじつきがたり-)は、原作:原哲夫・堀江信彦、作画:武村勇治による日本の漫画作品。『週刊コミックバンチ』(新潮社)にて、2008年50号から2010年38号まで連載された。『花の慶次』のスピンアウト作品にあたる。
『義風堂々!!直江兼続 -前田慶次酒語り-』(ぎふうどうどう!! なおえかねつぐ -まえだけいじさけがたり-)は、『前田慶次月語り』の続編。『月刊コミックゼノン』(徳間書店)にて、創刊号(2010年12月号)より連載。
『戦国大戦 - 1582 日輪、本能寺より出づる-』と『戦国大戦 - 1590 葵 関八州に起つ - 』と『戦国大戦 - 1600 関ヶ原 序の布石、葵打つ - 』では、『キン肉マン』をモデルとしたキャラクターと共演。
- 直江兼続
- 声:杉田智和
- 大谷吉継
- 声:神谷浩史
- 黒田官兵衛
- 声:伊智生土治