キン肉マン Wiki
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ジャスティスは、『キン肉マン』に登場する神。

概要[]

  • 種別: 神
  • 出身: 天上界
  • 初登場: 黄金のマスク編

伝説に語られる裁きの神。ラーメンマンモンゴルマンと同じ弁髪の姿で、ゴールドマンシルバーマンに剣を渡し、決着をつけるように言った。これにより両者ともに命を落とすことになった。

"完璧・陸式"(パーフェクト・シックス)の称号を持ち、「光のダンベル」を所有する完璧超人始祖。「裁きの神ジャスティス」と語り継がれる人物で、兜を装着した状態でのシルエットはラーメンマンやモンゴルマンに酷似している。兜を外した頭部は脳が透けており、体中に血管が浮き出ている特異な姿をしている。口癖は「ハワァーッ」。

特殊能力を用いず、鍛え抜いた強靭かつ柔軟な肉体を駆使した王道ともいえる正統派な技法とクレバーな思考を武器とする。脳が見えるほどに透き通った頭部はゴールドマンのダイヤモンドパワーに匹敵する硬度を持つ。悪魔将軍からは「完璧超人始祖の中でも技術や隙のなさは群を抜いており、冷静沈着という言葉が似合う男」「ザ・マンに理想や戦い方が最も近く、私でも倒すとなると少々骨が折れるかもしれん」と述べられており、サンシャインを驚かせていた。

「超人が神さえ超える存在になる」と掲げるゴールドマンとシルバーマンの思想を理解できず、また感情で動かされることについても地上を混沌に逆戻りさせる罪であると考えている。ただしゴールドマンとは完璧超人を離脱することを打ち明けられるなど親しかったこともあり、自身が結果として二人を殺し合わせたことには後ろめたさも感じている。その他の超人たちについては寿命に「永遠」がなく終わりがあるという理由から「完璧」と認めず卑下している。また弟子であったミロスマンが負けたことについては「敗者に興味はない」と完全に見限っている。一方アシュラマンからは大昔に悪魔超人と正義超人それぞれの指導者であるゴールドマンとシルバーマンの首を斬り合わせたことで、ジャスティスマンのせいで全ての地上の超人の進歩は数万年単位で遅れたと言われている。

かつて弟子のミロスマンが敗れて両腕を奪われた地である魔界に姿を現し、悪魔六騎士の一人、アシュラマンと対戦する。アシュラマンの6本の腕を生かした攻撃を数々をことごとく見切り、圧倒的な力の差を見せつける。自らの腕を捨て去り、死した悪魔超人の腕を使用して反撃に出たアシュラマンの増大し続ける力に驚きながらも必殺技ジャッジメント・ペナルティでアシュラマンの三面と6本の腕を粉砕して勝利を収めた。

その後、武道やネメシスが国立競技場に姿を現すと程なく他の始祖と共に現れ、許されざる世界樹内のサイフォンリング3階にて正義超人テリーマンと交戦する。

テリーマンの猛攻をものともせず、あえて義足であるテリーマンの左足を狙わずに完全な勝利を収めることで下等超人から希望を断ち切ろうとする。終始テリーマンを圧倒し、最後はジャッジメント・ペナルティでの処罰を執行するが、テリーマンがその技に耐え抜き、なおも戦う意志を失わなかったため「ダブル・ジョパディ(二重処罰の禁止)」に基づきそれ以上の刑の執行を行わず、「光のダンベル」を譲り自らの敗北を認めた。それを知ったネメシスとサイコマンは動揺し、またストロング・ザ・武道は、自身の観覧席を囲むガラスが割れて吹き飛ぶ程の激しい怒りを露にしていた。

兜の先に繋がっている"裁きの天秤"は相手の罪の重さを量ることができ、これによってアシュラマンの実力を裁いたが決着がついてもなお天秤は均衡を保っており、アシュラマンの罪は認められなかった。このことからサイコマンには信念を乱されつつあることを指摘されており、テリーマン戦を途中棄権したことからついに「私の邪魔をする天才」とまで言われる。

登場時はラーメンマンと同じシルエットのデザインだったが、そのままでは昔のキャラクターは超えられないと考えられデザインが変更された。

声優[]

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